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有限会社健生メディカルコーポレーションは身近な医療・福祉を専門とする社会貢献企業です。

TEL. 052-878-6621

〒458-0014 名古屋市緑区神沢3-303-13

マッサージはりきゅう健生治療院

マッサージについて
マッサージ(massage)という言葉は2つの語源に由来しています。アラブ語の「mass(触れる)」とギリシャ語の「massein(編む)」いう言葉です。しかし歴史的に見ればこの2つの国だけの技術ではなくヨーロッパ・アジアなど各地域でそれぞれ、起源となる手技が傷病者の治療に使われていたようです。現在のマッサージの創設者と考えられるのはスウェーデンのPeter H.Ling(1776〜1839)でフランスのマッサージ技術をある程度自身のシステムに取り入れ体操の一部に組み入れたことから始まります。
 

   現代のマッサージ技術はAlbertHoffa(1859〜1907),James B.Menneii(1880〜1957),Gertrude Beard(1887〜1907)の研究と教育に基礎を置いている。近年、各国の臨床医はマッサージに新しい技法・用語・科学的基礎を付加し、予防医学とリハビリテーション医学の中に非常に高い地位を獲得し、西洋医学の理学療法分野で発展してきました。

日本では慰安的マッサージ・医療マッサージ大別されます。
慰安的マッサージは肩こりや単なる腰痛など疲労回復や健康の維持増進に、医療マッサージはリハビリテーションの一部として、筋麻痺、関節拘縮など医療上マッサージを必要とする症状の改善に使われています。
 

   主に手・指・手のひらなどで,皮膚をさするような手技療法でオイルやパウダーなどを使用する場合がります。マッサージは手や足などの末梢(末端)から心臓に向かうように行います。(これを求心性の手技といいます)

生理学的効果
マッサージは軟部組織(皮膚・腱・筋)に圧迫と伸展を用いて物理的刺激を与え血管束とリンパ官束の間隙に変化をもたらし神経受容体・リンパ管・毛細管・静脈・動脈の循環に影響を与え自律神経反射などの「反射機構(reflex mechanism)」と圧迫による血液とリンパ液の移動などの「物理学的機構」が働き各種(鎮静の導入・緊張の緩和・血流の増加)の効果をもたらす。

直接的効果
@痛みに対する効果
ゲートコントロール理論による前シナプスの抑制の仮説と神経伝達物質に関しエンドルフィンが痛みを伝達する物質(ブラジキニン、セロトニン、ヒスタミン、サブスタンスP、グルタミン酸など)の放出を抑制していると考えられている。
   A血液循環に対する効果
交感神経系から血管への反射作用によって血流量に変化はないが血中の赤血球と白血球、血小板数の増加をみる。軽マッサージでもリンパ管と毛細血管の拡張反応は即座におこり強いマッサージでは、より持続的な拡張反応が起こる。
Bリンパ系
血液循環と同様にリンパ管の拡張とマッサージによる外部的な力によってリンパ液の流れの増加などの効果を示します。浮腫のある部分には挙上位で行うと更に効果的といえます。
C神経系
マッサージ方式、圧迫の強さ、時間により大きな差異がある。反射機構による鎮静導入作用、緊張緩和、筋弛緩は局所の感覚神経、運動神経、いくらかの中枢神経系の反応への影響を示唆する。物理的メカニズム効果は刺激(揉捏pertrissage, 強擦friction, 指圧tapot-ment)である。
  D筋肉組織
マッサージの基本的効果は、栄養、柔軟、活動性の点で出来るだけ最高の状態に保つことによる傷病後の筋の機能改善、電解質バランス改善、老廃物の拡散促進による新鮮な血液と酸素の増加、乳酸の除去と再合成の促進、筋肉間における結合織の伸展効果。
E皮膚に対する影響
物理的効果と間接的な血管運動神経作用による皮膚温の上昇、発汗増加、静電流に対する皮膚抵抗の低下、皮膚の強化と柔軟、死亡細胞の除去、
F創傷に対する効果
皮膚と皮下組織の癒着した創傷組織の緩和・剥離、繊維化組織および緊縮・癒着組織の引き伸ばし効果
G心理学的効果
手当て(hands on)効果、患者に対して安心感を与え全身的な鎮静効果は非常に意義が大きい。

簡単にまとめると!
マッサージには血液循環の改善、内臓の機能調整、神経機能の向上、筋緊張の弛緩、疲労回復などがあるとされています。マッサージが神経系に及ぼす影響についてはまだ明 らかではありませんが、痛みを緩和する効果もあるといわれています。筋疲労に関しては、マ ッサージすることによって,ただ安静しているよりも早く回復するといわれています。

マッサージの種類について
リフレッシュ型マッサージ
(保険対象外)
肩こり、腰痛、筋肉疲労など、疲労回復、健康の維持増進!
小児マッサージ
夜鳴き、かんの虫、おねしょ、落ち着きがない等、小児期の諸症状に!
スポーツマッサージ
スポーツによる疲労回復・コンディショニング調整・パフォーマンスの向上に!
脳性麻痺・肢体不自由児マッサージ 

脳性小児麻痺、脳性麻痺、遺伝子欠損等で麻痺・筋力低下・関節拘縮・歩行障害などの諸症状に対して医師の同意にて不足的なリハビリテーションを補完すべくリハビリ的マッサージ、健康保険(療養費)医療マッサージと独自の運動器改善療法・神経伝達促通療法(実費負担)を提供しております。(一部健康保険適応あり)



はり(鍼)について
はり(鍼)療法は文献的には紀元前200年頃から中国で発祥し、その後世界各地に広がりました。日本では1450年以上も前に伝わり、西洋医学の到来まで主要な医療(手当て)として人々の健康に寄与してきました。現代の「はり療法」は厚生労働大臣にる国家資格である「はり師」により提供されており、WHOにも伝統医学として登録され、世界各国で医療として、あるいは医療を補完する代替医療として、その需要は伸びています。

世界的な広がりと現代的な医療に活躍の場を広げる一方で、「はりの効果」について科学的な根拠(EBM:evidence-based medicine)の検証も進んでいます。
「はり」はどのような症状に良いのか?また、施術(治療)は痛いのか?など、一般の方なら誰でも感じる疑問を踏まえて、現代的な観点から、「はり療法」について、ご紹介したいと思います。

【はりの歴史】

起源は中国、最古の記述文献は「黄帝内経」紀元前1世紀頃に完成。その後、「鍼灸甲乙経」紀元259年頃までに全ての経穴名称、経穴の効能が確立されたと考えられています。

その後、盛栄期、衰退期、そして20世紀初めの中国では西洋医学の影響を受け、非科学的なものへの排除的傾向により伝統医学にかわり西洋医学が医療の主役となり、伝統医学は片隅へと追いやられていきました。

1950年代、増加する人口に西洋医学だけでは対処できない状況を打開すべく、時の共産主義政府により伝統医学の再び採用され、現代の中西結合医学(中国伝統医学と西洋医学の共存)構築へと進みました。

日本には紀元552年、時の大和朝廷に鍼が贈呈され、その後200年にわたって普及されていきました。




【はり灸の適応症:WHO認定】

1986年にWHO(世界保健機構)は41種類の疾患を、鍼灸治療の適応症と認定して以来、多くの研究がなされて、その数も確実に増加います。国際的に認知されているもの以外でも今後の研究等にて認知されるものも多くなることでしょう。

筋・骨格系・神経系
頭痛、片頭痛、三叉神経痛、顔面神経麻痺、肋間神経痛、神経性膀胱障害、メニエール病、関節炎、打撲による麻痺、腰痛、座骨神経痛、多発性筋炎の続発症、頚腕症候群(五十肩・テニス肘)、末梢神経疾患、夜尿症

眼科系 
急性結膜炎、近視、白内障、中心性網膜炎

口腔咽頭
歯痛、歯肉炎、急性咽頭炎、抜歯後疼痛

呼吸器系
急性鼻炎、急性扁桃炎、急性上顎洞炎、感冒、気管支喘息、急性気管支炎

内科系
胃下垂、胃酸過多症、急性慢性胃炎、急性慢性腸炎、しゃっくり、食道噴門痙攣、麻痺性イレウス、慢性十二指腸潰瘍、急性十二指腸潰瘍、下痢、急性細菌性下痢、便秘

産婦人科系
月経不順、生理痛、更年期障害、不妊症、妊娠悪阻(つわり)、胎位異常(さかご)、乳腺炎、乳汁分泌不全、冷え症

【近年の適応認定は以下の通りです。】

運動器系疾患(筋・骨格系)
関節炎、リウマチ、頚肩腕症候群、五十肩、腱鞘炎、腰痛、外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)

神経系

神経痛、神経麻痺、痙攣、脳卒中後遺症、自律神経失調症、頭痛、めまい、不眠、神経症、ノイローゼ、ヒステリー

消化器系疾患
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘) 、胆嚢炎、肝機能障害、肝炎、胃十二指腸潰瘍、痔疾

呼吸器疾患
気管支炎、喘息、風邪および予防

循環器系疾患
心臓神経症、動脈硬化症、高血圧低血圧症、動悸、息切れ

代謝内分泌系疾患
バセドウ氏病、糖尿病、痛風、脚気、貧血生殖・泌尿器系疾患、膀胱炎、尿道炎、性機能障害、尿閉、腎炎、前立腺肥大、陰萎

婦人科疾患
月経不順、生理痛、更年期障害、不妊症、妊娠悪阻(つわり)、胎位異常(さかご)、乳腺炎、乳汁分泌不全、冷え症

小児科疾患
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)、小児喘息、アレルギー性湿疹、耳下腺炎、夜尿症、虚弱体質の改善

眼科疾患
眼精疲労、仮性近視、結膜炎、疲れ目、かすみ目、ものもらい

耳鼻咽喉科疾患
中耳炎、耳鳴、難聴、メニエル氏病、鼻出血、鼻炎、蓄膿(ちくのう)、咽喉頭炎、扁桃炎(へんとう炎)



【はりの適応症:厚生労働省通達の6疾患等】

厚生労働省通達による健康保険(療養費)鍼灸適応の6疾患等は下記の通り
下記の疾患名による医師の同意書(又は診断書)にて健康保険(療養費)治療が出来ます。

@神経痛 Aリウマチ B頚腕症候群 C五十肩 D腰痛症 E頚椎捻挫後遺症 等

はりの歴史的な世界観
〜東洋医学の概念〜







【陰陽論】
宇宙から気が生じ、気は清軽な気=「陽気」と重濁な気=「陰気」に分かれ陽気は天となり、陰気は地となり、天(陽)地(陰)の2つの気から季節(四季)や人など万物が創造されたと考える。

人の生命は母(陰)と父(陽)の精気が合わさり一つの生命が誕生し、天「陽気」(空気中の活力源)と地「陰気」(飲食中の活力源)と取り入れて生命活動を維持している。
体内の陰陽の気のバランスが調和していれば健康で、不調和になると病気となる。また、気が散逸すると死となる。

陰:性的・内向的・下降的・凝集的・寒冷的・暗・有形・物質
陽:動的・外向的・上昇的・発散的・温熱的・明・無形・機能
男は陽だが、静かに読書している時は陰

物事の陰陽属性は絶対的なものではなく相対的

上は陽だが上の上からすれば陰
下は陰だが下の下からすれば陽

昼は陽:午前=陽中の陽 午後=陽中の陰
夜は陰:夜の前半は陰中の陰 後半は陰中の陽

【五行学説】
物質を木・火・土・金・水の5要素・五行に分け、各要素のエネルギーの移行関係(加剰・減衰及び全体的な循環関係)を述べた説。

【陰陽五行説】
陰陽論と五行説を結びつけた漢方理論で、加剰関係を規定したものが相生関係で、減衰関係を規定したのが相剋(そうかつ)関係、加剰・減衰関係の調和平衡を規定したのが勝復(覆)関係で、宇宙に存在する物事間相互の連係と運動の変化を解釈、説明した自然哲理。






【気】
宇宙の誕生から人間をはじめあらゆる物は「気」が凝縮し固体と化したものだと考えることを基本とし解釈する考え方。気は絶えず流れ全ての物は常に変化し気は命を与えているものである。よって病気などは気の流れの障害と考える。気は別々の機能、動き、特徴をもって相互的に他の形態の気と因果関係を構築している。

「気の働き」
@推動作用:成長、発育、生殖、臓器、組織の代謝促進
A温煦作用:体熱産生、体温保持作用
B防御作用:外邪の進入から人体を守る
C固摂作用:気の消散、水の喪失、出血を防ぐ
D気化作用:精を気に、気を津液(体液)や血に、津液を汗や尿に転化する働き。

「気の種類」
@原気・元気:先天の精が気に変化したもので臍下丹田(下焦)に集まり(三焦の原気)、人体の基礎活力(食欲、性欲、生命欲等)として働く
A宗気:後天の精と天の気が肺で交わって胸中に集まる気で、心と肺の活動を支える。
B営気・栄気:後天の精から得られる陰性の気(水殻の精気)、津液を血に転化→営血、栄養作用、脈中を行く。
C衛気:後天の精から得られる陽性の気(水殻の桿気)、身体の保護防衛作用、体温保持、脈外を行く。
Dその他の気:
@)真気・正気:人体の活動を支える気(先天の気、後天の気)の総称
A)臓気:臓中にあって五臓の働きを支える気
B)経気:脈中にあって経脈の働きを支える気
C)胃気:胃気の脈(脈が最も強く感じる深さ生命力、予後を診る)

【血】
宗気、津液、営気などによって体内で作られる。脈中をいく全身を循環し、全ての内臓、器官をはじめ組織を栄養する。人体における精神的、肉体的な活動の源泉となる。

上焦:  心;血を循環させる

中焦:  脾;血を生成する。 肝;血を貯蔵し、血量を配分・調節する。

【津液・水】
胃腸で飲食物から水様のものが分離されて作られる、血と共に身体を循環・周流する。脈管外を巡ることもある。滋潤・滋養作用を持つ。

上焦: 肺(津液を全身に布散する。)
中焦: 脾・胃(水殻から津液を分離する)
下焦: 小腸(胃から送られてきた糟粕を水分(膀胱へ)と固形分(大腸へ)に分ける
    腎・膀胱(全身の津液を管理、膀胱に貯蔵、体外に排泄する。)

【五臓六腑】

「五臓」
「臓」は陰の臓器で主に気の生産と貯蔵を特徴とし、肝・心・脾・肺・腎・心包絡(心主)の五臓がある。

肝:魂を貯蔵、判断力・計画性など精神活動を主宰。肝の状態は爪に反映。
心:神を藏し五臓六腑の働きを統制。心の状態は顔色に反映。
脾:営を藏し後天の本となる。脾の状態は唇に反映。
肺:気を主り心を扶けて臓腑・器官の働きを調節。肺の状態は皮膚に反映。
腎:精を藏し、原気をもたらし発育・生殖を主る。
心包(絡):心の外衛、喜怒哀楽等の感情を発露。

「六腑」
「腑」は陽の臓器で主に食物の分解と老廃物の運搬を特徴とし、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦の六腑がある。

胆:精汁の貯蔵・排泄。決断・勇気を主る。
小腸:水殻を受入れ、清(水様のもの)・濁(固形様のもの)に分離し膀胱に送る。
胃:脾と共同し消化・吸収にあたる。
膀胱:貯尿と排尿。
三焦:身体各種のエネルギー(体温調節・気血津液の調整、輸瀉作用を行わせる働き)。

【経絡】
気は決められた道を通り体内を循環する。これを「経脈」といいます。主要な経脈は12本あり、それぞれ特定の臓と腑に関連し、独自の「孔穴」「経穴(365穴)」と関連してます。また、経脈は副次的な道筋(絡脈・経筋・経別・奇経八脈)を伴っている。

奇経脈で独自の経穴をもっているのは、任脈(24穴)と督脈(28穴)で、もう1つの気の形態は、「衛気」といい体表を横切って流れ病原(環境・気候など主な6因子、風・寒・湿・暑・燥・火)因子から身体を守る補助となる。

経絡12本と奇経脈2本(任脈・督脈)を合わせて十四経といい重要とされています。

病原作用因子の1つ以上に侵されると気の流れに混乱が生じ体内機能が滞り(内臓機能の低下)気を混乱させてしまう。これを「邪気」といいます。

「経絡と陰陽論」
臓腑と経絡はそれらが本質的に「陰」か「陽」かによって分類されていた。いわゆる陰陽論でこれは自然すべてについての宇宙論的学説でもある。これは自然界の根本的特徴・相互作用を説明し万物の分類法で、全体中ので一部分の相互作用がどのように機能しているか一連の規則について説明している。

12本の主要な経脈は、上肢・下肢また陰か陽かによって分類され、さらに各経脈に分けられる。

その他の気の混乱因子(食餌・運動・性生活)
過食は脾を傷る。鹹味(塩辛味)は腎、辛味は肺、酸味は肝、甘味は脾、苦味は心に影響する。
感情の表現(又は抑圧)の影響は特に怒りが肝、恐れは腎、悲しみは肺、心配は脾、喜びは心に作用する。
ざまざまな内因(感情など)・外因(気候など)によって生じる気の循環と臓腑機能の両者またはどちらかの混乱が、病院として関係しているとしばしばみなされていた。




「十二経脈と奇経脈(任脈・督脈)」
手/足
陰/陽 太陰 陽明 陽明 太陰 少陰 太陽 太陽 少陰 厥陰 少陽 少陽 厥陰
臓器 大腸 小腸 膀胱 心包 三焦
副臓器 大腸 小腸 膀胱 三焦 心包
経穴数 11 20 45 21 19  67 27 23 44 14
注)青色数字 67:4奇穴(眉衝・督兪・気海兪・関元兪)を除くと63穴 44:1奇穴(風市)を除くと43穴
:1奇穴(急脈)を除くと13穴

伝統的な鍼(はり)療法は、上記のような「気・陰陽論・五行論・臓腑論・経絡論等」などを中心とした概論を基盤とし治療が展開され、患者の状態(全身〜部分)からそれぞれの診断法:
四診(望診・聞診・問診・切診)を用い検討し治療を行います。

西洋医学的鍼(はり)治療
〜鍼(はり)の科学的アプローチ〜

今日では日本をはじめ世界の医療現場で鍼(はり)を採用する場面を多々見受けることできるようになってきました。これは鍼の効果について医科学的に考察や研究が行われてきた事や臨床的な効果を認めはじめた現われだと思われます。
現代医科学が鍼の効果をどのように検討し始めたか簡単にお話します。

【神経生理学・神経薬理学】
西洋医学的観点からのアプローチを行う上で重要なキーワードとなるのが「神経生理学および神経薬理学」です。この分野での研究が鍼の効果を理解するために役立っています。
鎮痛効果、脊髄分節における知覚・自律神経調節、神経生理学的因子(エンドルフィン・セレトニン・オキシトニン・エンケファリン・ダイノルフィン・NGF・CGRP・CCK等)など

【臨床医療にみる鍼のアプローチ法】

「トリガーポイント(TP)」Trigger Point
TPはTravellとSimins(1983)が定義。骨格筋および関連する筋膜にある索状硬結中の過敏な部位という。その部位を圧迫痛があり、特徴的な放散痛パターンや自律神経失調パターン・ジャンプ兆候・単収縮反応を呈する。時にTP部位が経穴と関連することもある。発生要因としては@急性の物理的な過負荷A疲労B冷えが考えられる。また、TPは電気活動の増大させる事が示唆される。


「脊髄分節刺激(segmental acupuncture)」
治療を必要とする部分(障害部)と同じ脊髄分節の神経が分布している領域にせ刺鍼するテクニック。ゲートコントロール理論からこの言葉が用いられるようになったが、古的経穴が脊髄分節に位置している多くの例があることがわかっている。
         

「プラシーボ効果」
プラシーボ(Placebo)の語源はラテン語の「I shall please」(私は喜ばせるでしょう。)に由来しているそうです。そこから患者さんを喜ばせることを目的とした、薬理作用のない薬のことを指すようになったのです。通常、医学の世界では乳糖や澱粉、生理食塩水が使われます。従って、プラシーボ効果(反応)は、このような薬理作用のないものによりもたらされる症状や効果のことをいいます。それはいい場合と(治療効果)、悪い場合(副作用)の両面があります。「これは痛みによく効くよ。」といわれて、乳糖を飲んで、痛みがなくなったり、逆に吐き気がでたりすることがあります。この場合、プラシーボにあたるのが乳糖であり、プラシーボ効果にあたるのが、鎮痛効果であり(治療効果)、吐き気(副作用)であるわけです。
プラシーボ効果がどうして起こるかについては、次のようなことが考えられています。
1)暗示効果、2)条件付け、3)自然治癒力、4)その他

【はり(鍼)の響きについて】

はり施術を受けた事がある方は感じたことがあると思いますが、皮下にはりが進入した時に「鈍い痛み」「痺れ感」「うずき感」「疼痛」「鈍痛」「膨張感」などさまざまな感覚を覚えたことがあると思います。これは、はり療法でははりの効果を最大限に引き出すための重要な現象だと考えられている臨床現象です。
 なぜそのような感覚があるのか、ここではどの神経が刺激されているのか有力な考えを紹介します。

最も可能性が高いのは、Aδ繊維(エ・デルタ)です。この神経線維は皮膚の自由神経終末・筋のエルゴレレセプター(ergoreceptor)に由来するものです。
また、触覚・圧覚はAβ線維、刺痛はAδ線維、灼熱痛はC線維、重だるい痛みはAδ線維とC線維が興奮する。しかし深部痛覚では、ほとんどポリモーダル受容器(Aδ・C)が反応すると考えられています。



きゅう(灸)について
当院ではビワの葉温灸を行っています。びわの葉温灸は、古く仏教の伝来とともにから日本に伝えられ実践され、その有効性が実証されてきた療法です。近年その有効性は、びわの葉に含まれるアミグダリンというビタミンB17が治癒に大きく作用している事が報告されています。ただし、下記に紹介する2例ともに古い過去の研究の歴史がある事実を紹介しており、現在も仮説の域を超えておりません。あくまでそういう研究データが存在したという紹介であり、明らかなEBM(科学的根拠)があるわけではありません。びわの葉は伝統的な自然療法であっても科学的な実証や根拠が示された医学的療法では無い事をご理解の上お読みください。
通常のお灸との違いについて!
【安全性】
一般のもぐさ灸とちがいは、直接皮膚にお灸を置かない事!よってやけどや水泡などの皮膚への影響を及ぼすことが無い為、子供からお年寄りまで安全に使用できます。

【遠赤外線のパワー】
おわんは、遠赤外線照射の高い陶土を使用しています。しかも熱を透し易くするため素焼き仕上げになっております。遠赤外線を皮膚の表面に当て体内に深く浸透させ患部を温め湿温する、副作用の無い自然療法です。

【陶器とビワの葉エキスのコラボレーション】
遠赤外線加熱と、そしてびわの葉エキスの2つの作用によりお灸の効果をさらに高めます。

【無煙・無臭の安心お灸】
もぐさ灸は、煙が出る為、においが気になるのと、皮膚の火傷など心配されることもありますが、ビワの葉おわん灸は煙が出ない無煙・無臭の炭化もぐさを使用しておりますので、安全に安心して行うことができます。

こんな特色があるんだよ!

適用 疲労回復、血行をよくする、筋肉のこりをほぐす、筋肉の疲れをとる、神経痛。筋肉痛の痛みの緩和、胃腸の働きを活発にする。
特色 細胞の働きを活性化させ、自然治癒力の増大を目的にしております。血行不良で多くの病気が発生いたします。血行の循環を良くする為に、最近話題のビタミンB17を含むびわの葉のもぐさエキスをおわん灸の遠赤外線効果と併用して安全に配慮し実施いたしております。

なぜビワの葉が良いのか?(研究の歴史と仮説)

「ビワの葉の4つの効果」

1.抗ガン作用 2.鎮痛作用 3.殺菌作用 4.血液浄化作用





【1.驚異の物質アミグダリン(ビタミンB17)】
ビワはバラ科の植物で、アンズ、モモ、リンゴ、ナシ、サクラなどの仲間です。ビワの葉の成分としては、ブドウ糖、蔗糖、果糖、マルトース、澱粉、デキストリン、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、アミグダリン、タンニン、サポニンなどがあります。

1950年、米国サンフランシスコの生化学者、アーネスト・クレブス博士はアンズの種子(杏仁)からアミグダリンを抽出し結晶化して「レートリス」と名付け、ガンの治療に使用しました。この治療法は「ビタミンンB17療法」あるいは「レートリル療法」と呼ばれています。

クレブス博士は、食生活の偏りによるアミグダリンの欠如が代謝活動に異常をもたらし、これが免疫力・抗菌力の低下につながり、ガンだけでなく心臓病・糖尿病など生活習慣病の原因になると指摘しています。

アミグダリン(B17)を多く含むものとしては、アンズの種、ビワの種、ビワの葉、ウメの種、アーモンド、アルファルファ、プルーン、たけのこ、玄米、大豆、小豆、蕎麦、ゴマなどがあります。長寿国フンザ王国の人々がアンズの種を大切にしていたことは広くしられているところです。ビワの葉にはアミグダリンが20ppm含まれています。


【2.ビワの葉の薬理作用】
a)アミグダリンが奏効するメカニズム
アミグダリンが体内に入ると、ガン細胞の中に多量に含まれているベータ・グルコシターゼという特殊酵素によって加水分解され、青酸とベンツアルデヒドとが遊離します。

ガン細胞はこの二つの物質の相乗毒素により破壊されてしまうのですが、正常細胞にはロータネーゼという保護酵素があって両物質を無害な物質に変えてしまうため影響を受けません。顕微鏡で見ると、ガン細胞がまるで殺虫剤をかけられたハエのように死んでいくそうです。


また、アミグダリンが分解されてできる安息香酸は、「抗リウマチ」「殺菌」「鎮痛」に効果を発揮するそうです。中でも鎮痛作用は絶大で、末期ガンの痛みをやわらげたり、神経痛や捻挫の痛みなどにも効果を上げています。







b)大阪大学での研究
約60年前(昭和12年頃)、大阪大学の安田寛之博士が動物実験でビワの葉エキスの血液浄化作用を実証しました。

安田博士は体重600gの家ウサギを使い、ビワの生薬75gを金属製の円筒の中に入れて加熱し、そこからビワの葉の成分を含んだ蒸気を導き出し、体毛を短く刈った家ウサギの腹部に約9cmのところから吹き付けました。

これにより、家ウサギの濁った血液がわずか5分間で弱アルカリ性に浄化されたというのです。さらに30日間施術したところ、骨組織もしっかりし、体内臓器も健康になり、体重も増加したそうです。

また、大阪大学医学部の小沢凱夫(おざわよしお)教授の下で、陰茎ガンの患者をビワの葉療法のみで治療した実例があります。背筋、腹部、局所を1日3回1時間ずつ治療したところ、49週間でガン細胞は全滅し、健康な組織が蘇ってきたというのです。

<注意>
a)、b)ともに古い過去の研究の歴史がある事実を紹介しており、現在も仮説の域を超えておりません。あくまでそういう研究データが存在したという紹介であり、明らかなEBM(科学的根拠)があるわけではありません。びわの葉は伝統的な自然療法であっても科学的な実証や根拠が示された医学的療法では無い事をご理解の上ご利用ください。


「きゅう(灸)の歴史」
昔の人は、何の知識ももっていたわけではなく、苦痛があった場所に自然に手があたって、そこを押して苦痛を和らげていました。このような経験の積み重ねにより、だんだんと知識も整理され、どんな病気にはどこを刺激すればよいかということを系統的にまとめ、現在のツボとして定められました。

そして、紀元前1200年頃の中国の黄河流域(揚子江)で、ヨモギを健康食や痛みのあった場所〔ツボ〕に用いたものが治療法として書物に残され、これがお灸の歴史の始まりといわれています。以来お灸は、ツボと密接に結びつきながら、人が本来持つ「自然治癒力」を助ける治療法として、3000年以上も受け継がれてきました。

日本では、室町時代に中国との交流の中で宗教とともに広まっていきました。お灸の全盛は江戸時代中期で、その療法はヨーロッパにも伝えられ、お灸の材料にはモグサ(MOXA)と日本名で紹介されています。明治初期に西洋医学が医学の中心になるまでは、漢方薬とともに治療のひとつとして広く使われていました。

しかし、徹底的な治癒を目的とした西洋医学と比べ、副作用の心配がなく、また長い歴史の中で実証された効能が、ストレスによる疲労、頭痛や腰痛、消化器系の不調など一般 の医療では治りにくい症状への効果が期待されています。

【3.もぐさ】
刻んだヨモギの葉の裏面 には白い綿毛があり、この綿毛がお灸に使うモグサ(MOXA)になります。ですから、昔の書物には、よく燃える草の意味からか、ヨモギのことが「善燃義」「燃草」などと書かれています。長い試行錯誤を経て、モグサ(MOXA)がお灸には最適であると結論されたことは、大変に重要なことです。
それは、病気の原因を探る手がかりとして見つけ出されたツボとモグサ(MOXA)の薬効が、お灸の歴史を作ってきたことにほかありません。


【4.よもぎ】
葉の形が似ていることでもわかるように、ヨモギは、キク科の多年草です。正しくは、キク科のヨモギ属、和名「ヨモギ」、学名はArimisia Pricepsです。

東アジア一帯、日本ではほぼ全土に自生しています。地下茎を伸ばして繁殖するので、群生することが多く、山地や野原などにごく普通 にみられます。草丈は50・ほどから1mくらいまでで、夏の終わりから秋にかけて、淡褐色の小さな花を房状にたくさんつけます。葉は洋紙質で、成長とともに固くなり、茎に互生し、羽状に深裂しています。

ヨモギには、たくさんの種類の有効成分が、しかもそれぞれが高単位に含まれています。ヨモギの数ある有効成分のなかで、まず一番にあげるべきは良質の葉緑素(クロロフィル)です。

葉緑素は浄血、増血、殺菌・制菌、抹消血管の拡張作用、新陳代謝の促進、抗ア激泣Mー作用、脱臭など多くの効果が評価されています。

最近では、免疫力や発ガン抑制の作用についても有望視されています。そのうえ、ヨモギの葉緑素は他の植物と比べて、その効果がより迅速でしかも強力です。また体内で細胞膜が容易に分解されるので、消化吸収もよいなどの大変優れた特徴をもっています。








【鍼・灸の適応症:WHOの認める】

.1986年にWHO(世界保健機構)は41種類の疾患を、鍼灸治療の適応症と認定して以来、多くの研究がなされて、その数も確実に増加います。国際的に認知されているもの以外でも今後の研究等にて認知されるものも多くなることでしょう。

筋・骨格系・神経系
頭痛、片頭痛、三叉神経痛、顔面神経麻痺、肋間神経痛、神経性膀胱障害、メニエール病、関節炎、打撲による麻痺、腰痛、座骨神経痛、多発性筋炎の続発症、頚腕症候群(五十肩・テニス肘)、末梢神経疾患、夜尿症

眼科系 
急性結膜炎、近視、白内障、中心性網膜炎

口腔咽頭
歯痛、歯肉炎、急性咽頭炎、抜歯後疼痛

呼吸器系
急性鼻炎、急性扁桃炎、急性上顎洞炎、感冒、気管支喘息、急性気管支炎

内科系
胃下垂、胃酸過多症、急性慢性胃炎、急性慢性腸炎、しゃっくり、食道噴門痙攣、麻痺性イレウス、慢性十二指腸潰瘍、急性十二指腸潰瘍、下痢、急性細菌性下痢、便秘

産婦人科系
月経不順、生理痛、更年期障害、不妊症、妊娠悪阻(つわり)、胎位異常(さかご)、乳腺炎、乳汁分泌不全、冷え症

近年の適応認定は以下の通りです。】

運動器系疾患(筋・骨格系)
関節炎、リウマチ、頚肩腕症候群、五十肩、腱鞘炎、腰痛、外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)

神経系

神経痛、神経麻痺、痙攣、脳卒中後遺症、自律神経失調症、頭痛、めまい、不眠、神経症、ノイローゼ、ヒステリー

消化器系疾患
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘) 、胆嚢炎、肝機能障害、肝炎、胃十二指腸潰瘍、痔疾

呼吸器疾患
気管支炎、喘息、風邪および予防

循環器系疾患
心臓神経症、動脈硬化症、高血圧低血圧症、動悸、息切れ

代謝内分泌系疾患
バセドウ氏病、糖尿病、痛風、脚気、貧血生殖・泌尿器系疾患、膀胱炎、尿道炎、性機能障害、尿閉、腎炎、前立腺肥大、陰萎

婦人科疾患
月経不順、生理痛、更年期障害、不妊症、妊娠悪阻(つわり)、胎位異常(さかご)、乳腺炎、乳汁分泌不全、冷え症

小児科疾患
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)、小児喘息、アレルギー性湿疹、耳下腺炎、夜尿症、虚弱体質の改善

眼科疾患
眼精疲労、仮性近視、結膜炎、疲れ目、かすみ目、ものもらい

耳鼻咽喉科疾患
中耳炎、耳鳴、難聴、メニエル氏病、鼻出血、鼻炎、蓄膿(ちくのう)、咽喉頭炎、扁桃炎(へんとう炎)




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